私は15歳で父が急死して母子家庭となり、まだ悲しみに沈んでいる時、地主さん（大地主でした）の仲介人の方が来て「この土地から立ち退きなさい」と突然立ち退きを迫られた経験があります。父の死後49日も経てないので納骨前の遺骨と父の遺影がある仏壇の部屋での突然の宣告でした。住んでる場所がなくなる・・・とパニックに陥りましたが、その時多少の法律知識を持っていた叔父が、住んでいる20坪ほどの家の保存登記（現行の借地借家法第10条）をしてくれ、大ピンチから救われたことが今の頭の芯に残り、私の仕事の原点となっています。以後、その仲介人の方は二度と家には来ませんでした。 「法律は大金持ちからでも弱者を守るちからがある」と、貴重な体験をしました。社会的強者、弱者がいても法律は強者から弱者を救ってくれる力を持ってます。この経験を生かし、一人でも多くの困っている方を、法律を使って、幸せにするお手伝いをしたい思っています。

私の出身は筑紫です。二日市中学校、筑紫丘高校、地元九州大学を卒業し、福岡市役所に奉職し退職後は、司法書士となり現在に至ります。福岡市役所の本庁では衛生局、保健福祉局、環境局及び教育委員会において市民の健康、環境、教育などについての企画調整業務に従事し、またその現場や窓口として区役所、保健所に勤務し、食品衛生検査所では試験検査業務をするなど、多様な経験を生かして現在、司法書士を頑張っています。広い視野でご相談に応じることができたら幸いです。
「法律を駆使して依頼者の幸せのお手伝いをする」を信条としています。